本稿はR139のアップデート情報について記載した記事となります。
※一般利用が公開されているアップデートから、主要なものを抜粋して記載しております。
【Netskope Release Notes】
https://docs.netskope.com/en/netskope-release-notes-version-139-0-0
【Update機能一覧】
・Endpoint DLP
- Support Justification in Block Templates
- Support for New Excel Web Printing Page
- Customizable User Notification Templates
・Enterprise Browser
- Enterprise Browser Restrict Uploads for Browser Control
- Support for Watermarking, Screenshots / Screen Sharing Controls
- AI Guardrails Integration for Enterprise Browser
・Netskope Client Steering
- General Availability of Device Tags for Steering and Classification
- General Availability of External Browser-Based Authentication
- Support for ChromeOS 149
- Support for RHEL 10
・Next Generation API Data Protection
- GitHub Enterprise Cloud w/ Data Residency Support
- Automatic Exclusion of All Internal Domains in Exposure Policies
- External Exposure Explanation and Policy Match Clarity — Extended Coverage
- Google Drive Label Badge Self-Service Enablement
【各機能詳細】
■Endpoint DLP
〇Support Justification in Block Templates [GA]
・エンドポイントDLPのブロックユーザー通知テンプレートで、justificationフィールドを
サポートするようになりました。
・これにより、ユーザーはブロック通知への応答時に、追加のコンテキストを提供できるようになります。
〇Support for New Excel Web Printing Page [GA]
・Web版のExcelの新しいMicrosoft印刷ダイアログから実行される
印刷操作に対するコンテンツ制御をサポートするようになりました。


〇Customizable User Notification Templates [GA]
・読み取り専用として設定されたUSBデバイス制御ポリシーで、カスタムユーザー通知テンプレートが
利用できるようになりました。
■Enterprise Browser
〇Enterprise Browser Restrict Uploads for Browser Control [GA]
・Netskope Enterprise Browserで、ファイルアップロードを制御する File Upload Controls 機能が
追加されました。
・OSのファイル選択ダイアログ、ドラッグ&ドロップ、PlaywrightやPuppeteerなどを利用した
自動アップロードを制御できます。
・ユーザー、アプリケーション、URLの条件に基づき、リアルタイムでアップロード可否を判定します。
・テキストとファイルを同時にドラッグ&ドロップする場合も、アップロードが禁止されていれば
操作全体をブロックします。
・アップロードがブロックされた際は、管理者ポリシーによる制限であることを通知バーに表示されます。
・利用には Enterprise Browser v1.5.8以降が必要です。
・管理GUI > Policies > Enterprise Browser Protection Policy

〇Support for Watermarking, Screenshots / Screen Sharing Controls [GA]
・iOS/iPadOS向け Netskope Enterprise Browser に、
データ持ち出し防止を強化する新たなセキュリティ機能が追加されました。
・動的ウォーターマークに対応し、ユーザーID・テナント名・タイムスタンプを画面へ常時表示
できるようになりました。
・スクリーンショット/画面録画保護に対応し、不正な画面キャプチャ時には、
画面をマスキングしたりキャプチャ自体を禁止したりできます。
・既存のコピー&ペースト制御や印刷制限と組み合わせることで、
Windows・macOS・iOS/iPadOSで一貫したセキュリティを提供します。
・本機能の利用には Enterprise Browser v1.5.8 以降が必要です。
〇AI Guardrails Integration for Enterprise Browser [GA]
・AI Guardrails が Netskope Enterprise Browser と統合され、
ブラウザ経由の生成AI利用に対し、実行時(ランタイム)のAIセキュリティが提供されるようになりました。
・AI Security スキャンエンジンにより、ChatGPT、Claude、Gemini、Copilot などの
Webベース生成AI利用時にプロンプトインジェクションや脱獄攻撃を検知します。
・コンテンツモデレーションや DLP を適用し、機密情報の流出リスクを低減できます。
・既存の RTP(Real-Time Protection)ポリシーへ AI Security Profile を適用でき、
組織要件に応じた制御が可能です。
・違反検知時はブロックやコーチングアクションを実行でき、イベントは SkopeIT に記録され
管理者が確認できます。
・本機能は Enterprise Browser と AI Guardrails の両ライセンス保有環境で一般提供(GA)されています。
・管理GUI > Policies > Real-time Protection


■Netskope Client Steering
〇General Availability of Device Tags for Steering and Classification [GA]
・Device Tags機能の提供範囲が拡大され、バージョン 139.0.0 以降で申請ベースにて利用可能になりました。
・デバイスやデバイスグループにタグを設定し、タグベースのステアリングポリシーやデバイス分類ルールへ
活用できます。
・デバイス管理の柔軟性が向上し、運用要件に応じた制御を実装できます。
・対応OS:Windows、macOS、Linux、iOS、Android
・対応クライアントバージョン:Windows/iOS は 134.0.5 以降、macOS/Linux/Android が 138.0.0 以降
・詳細に関しましては下記メーカサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/devices#manage-tags
・管理GUI > Settings > Security Cloud Platform > Devices

・管理GUI > Settings > Security Cloud Platform > Steering Configuration

〇General Availability of External Browser-Based Authentication [GA]
・Windows版 Netskope Client の 外部ブラウザ認証機能
(External Browser-Based Authentication)が一般提供(GA)となり、
すべてのテナントで利用可能になりました。
・対応クライアントバージョン:137.0.1 以降
・詳細に関しましては下記メーカサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/external-browser-based-authentication#windows
〇Support for ChromeOS 149 [GA]
・Netskope Client が ChromeOS 149 に対応するようになりました。
・ChromeOS 149 環境において、最新OSでの Netskope Client を利用できるようになりました。
・対応クライアントバージョン:139.0.0 以降
・詳細に関しましては下記メーカサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/netskope-client-supported-os-and-platform
〇Support for RHEL 10 [GA]
・Netskope Client が Red Hat Enterprise Linux(RHEL)10 に対応するようになりました。
・RHEL 10 環境において、最新OSでの Netskope Client を利用できるようになりました。
・対応クライアントバージョン:139.0.0 以降
・詳細に関しましては下記メーカサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/netskope-client-supported-os-and-platform
■Next Generation API Data Protection
〇GitHub Enterprise Cloud w/ Data Residency Support [GA]
・Next Generation API Data Protection が、データレジデンシー対応版
GitHub Enterprise Cloud(*.ghe.com)をサポートしました。
・データ保存場所の要件がある企業向け GitHub 環境でも、API経由でのセキュリティ保護を
利用できるようになります。
・既存の GitHub(*.github.com)コネクタと同等の機能に対応し、DLP・脅威検知・ユーザー/リポジトリ
管理を利用できます。
・レトロスキャン、監査ログ連携によるアラート、UEBA、修復アクションにも対応します。
・利用時は GHE テナントに GitHub App を作成・インストールし、Netskope 設定時にアプリ情報を
登録する必要があります。
・詳細に関しましては下記メーカサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/configure-github-for-the-next-generation-api-data-protection
〇Automatic Exclusion of All Internal Domains in Exposure Policies [GA]
・Next Generation API Data Protection の External または Anonymous の公開範囲スキャンポリシーで、
除外対象にドメインプロファイルを追加した場合、 All Internal Domains が自動的に選択されるように
なりました。
・これにより、組織内部ドメインをスキャン対象から除外し、外部共有ファイルの検出を目的とした
ポリシー設定を容易にします。
・必要に応じて、管理者は自動追加された All Internal Domains を除外リストから削除できます。
・従来は内部ドメインが自動除外されなかったため、意図しないスキャン対象範囲となる可能性が
ありましたが、本改善により適切なスキャン設定が支援されるようになります。
・詳細に関しましては下記メーカサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/create-a-next-generation-api-data-protection-policy
・管理GUI > Policies > API Data Protection

〇External Exposure Explanation and Policy Match Clarity — Extended Coverage [GA]
・外部公開の理由やポリシーマッチ内容を可視化する機能の対象が拡大され、
ストレージアプリ以外のアプリにも対応するようになりました。
・対応アプリには Gmail、Outlook、ChatGPT Enterprise、Claude Enterprise、
Microsoft Copilot、Teams、Slack、Zoom などが含まれます。
・GitHub、Okta、Salesforce、Zendesk、Google Calendar、Cisco Webex などの業務アプリにも
対応するようになりました。
・DLPインシデント詳細画面に Matched Patterns セクションが追加され、
Cause of External で外部公開の経路を確認できます。
・外部共有先のユーザーやグループ階層など、ポリシーマッチの要因を把握しやすくなりました。
・More を選択すると Inventory 画面へ遷移し、対象ファイルのおおよその外部共有ユーザー数を確認できます。
・管理GUI > Incidents > DLP

〇Google Drive Label Badge Self-Service Enablement [GA]
・Google Drive の ラベルバッジ(Data Classification Labels) を、
Google Drive API インスタンスの設定画面から直接有効化できるようになりました。
・従来は Netskope Support への依頼が必要でしたが、管理者自身でセルフサービスによる設定が可能です。
・インスタンスの作成または編集時に Enable Data Classification Labels を選択することで利用できます。
・機能有効化前に、Google Workspace 側で必要な権限や特権、OAuth スコープの設定が必要です。
・詳細に関しましては下記メーカサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/configure-google-drive-for-the-next-generation-api-data-protection
・管理GUI > Settings > Configure App Access > Next Gen > CASB APIタブ

備考:本稿の内容は、指定URL内に記載されている公開日時時点の情報に基づきます。