本稿はR135のアップデート情報について記載した記事となります。
R135のアップデート情報を以下に記載します。
※一般利用が公開されているアップデートから、主要なものを抜粋して記載しております。
【Update機能一覧】
・AI Guardrails
- AI Prompt and Response Guardrails for Content Moderation and Protection from AI Threats
・AI Red Teaming
- AI Red Team Product
・Behavior Analytics
- SOC Detections
・CCI (Cloud Confidence Index)
- Add GenAI Risk Attributes in CCI Score Compute
・Data Protection
- Added New Predefined Entities
・Enterprise Browser
- Enterprise Browser Access Method in DeviceClassification RTP Policies
・Endpoint DLP (EPDLP)
- Force Browser (Microsoft Edge/Google Chrome) Using PrintPreview by Default
・Forensics
- DLP Incident User Manager Information and Workflows
【各機能詳細】
■AI Guardrails
〇AI Prompt and Response Guardrails for Content Moderation and Protection from AI Threats
・Data Protection および Threat Protection を補完する新しいAI セキュリティモジュールを提供する機能が追加されました。
・以下の機能が提供されます。
- プロンプトインジェクションやジェイルブレイクなどの AI 脅威からの保護
- 責任ある AI 利用のための Content moderation guardrails により、不適切・有害なコンテンツ、ヘイト、バイアス、武器、著作権・特許データなど、企業にとって新たなリスクベクトルとなり得る多様な AI プロンプトおよびレスポンスの検知・保護
- 新しい AI インスペクションエンジンにより、AI システムを標的とした攻撃手法や実際のケーススタディに基づいた、プロンプトおよびレスポンスの MITRE ATLAS および OWASP Top 10 LLM フレームワークへのマッピング・分類。
- 管理GUI > Policies > Real-time Protection

- 検知イベント例
管理GUI > Skope IT > Alerts または Application Events

■AI Red Teaming
〇AI Red Team Product
・以下を可能にするサービス AI Red Teaming が追加されました。
- 敵対的な攻撃のシミュレート:
さまざまな攻撃シナリオに対して、大規模言語モデル(LLM)をテストします。
- 弱点の特定:
LLM の整合性、堅牢性、コンテンツモデレーション機能における欠陥を特定します。
- 安全リスクの評価:
潜在的な脆弱性や安全上のギャップを事前に特定します。

・詳細に関しましては下記メーカサイトをご参照ください。
【AI Red Teaming】
https://docs.netskope.com/en/ai-red-teaming
・本機能は現在GAとなっております。
■Behavior Analytics
〇SOC Detections
・新しい SOC(Security Operations Center)向け Detections Pack により、Advanced UEBA MLエンジンを活用した新たな内部不正(Insider Threat)検知が可能になります。
・本機能では、マルウェアやCobaltstrike、Mythic などの攻撃者エミュレーションツールにおけるコマンド&コントロール通信の兆候となり得る、繰り返される不審なコールバック通信を検知するアラート機能が提供されました。
■CCI (Cloud Confidence Index)
〇Add GenAI Risk Attributes in CCI Score Compute
・R135 では、GenAI 固有のリスク属性が全体のCloud App CCL (Cloud Confidence Level) Scoreの算出に反映されるようになりました。
・これにより、Generative AI の利用が Cloud App のセキュリティポスチャにどのような影響を与えるかを、より適切に評価できるようになります。
・一部の Cloud App の CCL Score が変更される可能性がございます。
・管理GUI > App Catalog
・詳細に関しましては、下記メーカサイトをご参照ください。
【GenAI Risk Attributes】
https://docs.netskope.com/en/evaluate-apps#genai-risk-attributes
■Data Protection
〇Added New Predefined Entities
・インドの TAN、UAN、Voter ID を検出するための Predefined Entities が追加されました。
■Enterprise Browser
〇Enterprise Browser Access Method in DeviceClassification RTP Policies
・Real-time Protection Policy において、 Netskope Enterprise Browser もDevice Classification 条件を指定できる Access Method としてサポートされるようになりました。
・管理GUI > Policies > Real-time Protection

■Endpoint DLP (EPDLP)
〇Force Browser (Microsoft Edge/Google Chrome) Using PrintPreview by Default
・完全なプリンターコンテンツ制御の検知機能をサポートするため、Endpoint DLP (EPDLP) は Microsoft Edge/Google Chrome の PrintPreview を強制的に有効化します。
・Endpoint DLP (EPDLP) に設定を上書きさせたくない場合は、弊社サポート宛にお問い合わせいただき、以下のテナント単位の設定追加を依頼してください。
- ForceChromePrintPreview:
Google Chrome の PrintPreview を無効化したい場合は 0 に設定します。
- ForceEdgePrintPreview:
Microsoft Edge の PrintPreview を無効化したい場合は 0 に設定します。
■Forensics
〇DLP Incident User Manager Information and Workflows
・Netskopeは、DLP Incident 管理における新機能 Manager Approval Workflow をリリースしました。
・この機能は、インシデント内にユーザーのマネージャー情報を付加し、承認ワークフローをトリガーできるようになります。
・主な特長:
- マネージャー承認のリクエスト:
アウトオブバンドの DLP 違反に対して、アナリストはインシデント UI 上からユーザーのマネージャーに承認依頼を行うことができます。
- 即時通知:
アナリストによって承認ワークフローが開始されると、マネージャーにはインシデント詳細を含む通知メールが即時に送信されます。
- メール承認:
マネージャーはメールから直接、例外の承認または却下できるため、審査プロセスを効率化できます。
- ワークフロートラッキング:
アナリストは承認ステータスをリアルタイムで確認でき、迅速かつ監査可能なケース解決が可能になります。
・管理GUI > Incidents > DLP

・プライバシーに関する注意事項:
- User Manager Workflows では、AWS サービス(ワークフローエンジン、構成データベース、メール機能)を使用しており、これらは Netskope のインフラ外でホストされています。
- テナントの所在国で必要なAWSインフラスが利用できない場合、インシデントデータおよび関連メタデータは、その国以外で処理されます。
- 本機能を利用することで、AWS サービスを使用してインシデントメタデータを処理することに同意したものとみなされ、これにより、データ所在地の要件に影響を与える可能性があります。
備考:本稿の内容は公開日時時点の情報に基づきます。