本稿はR139のアップデート情報について記載した記事となります。
※一般利用が公開されているアップデートから、主要なものを抜粋して記載しております。
【Netskope Release Notes】
https://docs.netskope.com/en/netskope-release-notes-version-139-0-0
【Update機能一覧】
・AI Deepfake Detection
- Deepfake Detection On Demand API
・AI Guardrails
- General Availability of Custom Topics
・AI Red Teaming
- Detecting Sensitive Data Leakage in LLM Response
- Adding Custom Prompts
- Support for LLM as an Attacker
・AI Command Center (AICC)
- AI Command Center – General Availability
・AISecOps
- AISecOps DLP Agent enhancements
・Cloud Firewall
- RBAC and LBAC Support for DNSaaS
・Data Protection
- EDM API support via API Gateway v2
- Add Descriptions to DLP Profiles, Rules and Entities
- Create and Improve Predefined Secrets and Credentials Entities
・Digital Rights Management (DRM)
- MIP Instance Access Without the Encrypt Permission
【各機能詳細】
■AI Deepfake Detection
〇Deepfake Detection On Demand API [GA]
・音声・動画・画像ファイルをAPI経由で送信し、人物の声や顔の特徴をもとに
ディープフェイク生成コンテンツかどうかの判定が可能になりました。
・メディア内の人物の特性を分析し、真偽の判別を支援する機能です。
・詳細に関しましては下記メーカサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/deepfake-detection/
■AI Guardrails
〇General Availability of Custom Topics [GA]
・R138でベータであったCustom topics機能が、一般提供開始されました。
・本機能により、企業や業界に特化した独自のトピックガードレールを作成可能になりました。
・これにより、自社特有のリスクやコンプライアンス要件にも対応した保護が実現します。
・詳細に関しましては下記メーカサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/ai-guardrails-custom-topics
■AI Red Teaming
〇Detecting Sensitive Data Leakage in LLM Response [GA]
・AI Red Teaming(AIRT)のSensitive Data Leakage検出機能が強化されました。
・Netskope DLPとの連携により、LLMの応答に含まれる機密情報を
より詳細に検出できるようになりました。
・機密データの種類ごとに詳細情報を確認できるため、
リスクの特定と影響範囲の把握を効率化できます。
・管理GUI > AI Red Teaming > Test rounds > New Test > Advanced Settings

〇Adding Custom Prompts [GA]
・AI Red Teamingで、独自の攻撃用プロンプト(Adversarial prompt)の
作成・インポート・管理がUI上から可能になりました。
・業務やアプリ固有のロジックに合わせたプロンプトを定義でき、実用的な試験が行えます。
・実運用に即した検証により、業務特有の脆弱性を発見し、
AIアプリのセキュリティ強化に寄与するほか、運用性の向上に繋がります。
・詳細に関しましては下記メーカサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/prompt-library
・管理GUI > AI Red Teaming > Test rounds > New Test > Prompt Library

〇Support for LLM as an Attacker [GA]
・AI Red Teamingにおいて、攻撃シナリオの実行者としてLLMを利用できるようになりました。
これにより、ターゲットモデルに対する対話型の動的な攻撃検証が可能です。
・また、新たにSystem Integrity, Boundaries & Misinformationカテゴリが追加されました。
・攻撃および評価の精度が改善され、業界ベンチマークと同等レベルに強化されています。
・管理GUI > AI Red Teaming > Test rounds > New Test > Advanced Settings

■AI Command Center (AICC)
〇AI Command Center – General Availability [GA]
・AI Command Center(AICC)が一般提供となりました。
・AICCにより、組織内のAI利用状況を包括的に可視化できます。
・利用中のAIアプリケーションやMCPサーバーを検出し、
ユーザーとAIシステム間のやり取りを監視できます。
・詳細に関しましては下記メーカサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/ai-command-center
・管理GUI > AI Command Center

■AISecOps
〇AISecOps DLP Agent enhancements [GA]
・AISecOps DLP Agentにおいて、新規テナントでは自動調査機能が
デフォルトで有効になりました。
・調査トレイルの各ステップで個別に展開/折りたたみが可能となり、
調査時の操作性が向上しました。
・ケースに「Investigated by」が表示され、手動実行時のユーザー情報や
自動調査であることを確認できます。
・Web閲覧由来のインシデントでは、サイト名およびURLが表示され、
調査時のコンテキストを把握しやすくなりました。
・Insight Generationの実行スケジュールが、従来の1日4回から
PST午前2時30分の1日1回に変更されました。
・ケースルールに作成者メールアドレスが表示されるようになり、
ルール管理の透明性が向上しました。
・ルールエディタでは、フォームキャンセル時に、変更破棄の確認を求めるようになりました。
・詳細に関しましては下記メーカサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/aisecops-dlp-agent
・管理GUI > AISecOps > Cases


■Cloud Firewall
〇RBAC and LBAC Support for DNSaaS [GA]
・DNSaaSでRBAC(ロールベースアクセス制御)およびLBAC(ラベルベースアクセス制御)
に対応しました。
・Global ProfileのLocal Override機能を補完し、全社共通設定と
個別例外設定を柔軟に管理できます。
・企業全体で必要な設定をグローバルプロファイルに集約しながら、
階層構造に応じたきめ細かな除外設定を適用できるようになりました。
■Data Protection
〇EDM API support via API Gateway v2 [GA]
・R122からベータであった機能がGAになりました。
・API Gateway v2経由の新しいREST APIにより、EDMハッシュファイルを
Netskope Cloudへ直接アップロードできます。
・.tgz形式の大容量ファイル(最大160GB/パッケージ)に対応し、
分割アップロードによる信頼性向上とDoS対策を実現しています。
※テナントごとに利用上限を設定可能です。
・Netskope Cloud Exchangeなどの自動化ツールとの連携を考慮して設計されており、
EDM更新の自動化を容易にします。
〇Add Descriptions to DLP Profiles, Rules and Entities [GA]
・DLPプロファイルおよびプロファイルオブジェクトに、説明(Description)項目が
追加されました。
・これにより、各プロファイルの用途や設定意図を明確化でき、運用管理性を向上します。
〇Create and Improve Predefined Secrets and Credentials Entities [GA]
・ソースコード、設定ファイル、コラボレーションツールなどでよく見られる、
120以上のサービスおよびプラットフォームを対象とした、64種類の新しいシークレット、
APIキー、認証トークンを検出するエンティティおよびルールが追加されました。
・これにより、クラウドサービス、決済システム、開発基盤への
不正アクセスにつながる認証情報の漏えい防止を支援します。
・Alibaba Cloud、OpenAI、Stripe、GitHub、Slack、Databricks、
Atlassianなど幅広いサービスが対象となり、
JWT、Google OAuth2認証情報、Firebase Cloud Messagingキー、
固定長の16進数・Base64形式のシークレット検出等が追加されています。
■Digital Rights Management (DRM)
〇MIP Instance Access Without the Encrypt Permission [GA]
・Microsoft Information Protection(MIP)インスタンスへのアクセス権限設定が強化されました。
・管理者は「Read All / Write Unprotected Labels」または
「Read All / Write All Labels」を選択できるようになりました。
・これにより、Netskopeによる暗号化ラベルの適用可否を、組織のポリシーに応じて
柔軟に制御できます。
備考:本稿の内容は、指定URL内に記載されている公開日時時点の情報に基づきます。