本稿はR139のアップデート情報について記載した記事となります。
※一般利用が公開されているアップデートから、主要なものを抜粋して記載しております。
【Netskope Release Notes】
https://docs.netskope.com/en/netskope-release-notes-version-139-0-0
【Update機能一覧】
・Netskope Secure Web Gateway (NG SWG)
- API for URL Category look-up – Destination Profile
- Default reply-to Address Setting
・Netskope Private Access (NPA)
- Validation of All DNS Records on Publisher
・Remote Browser Isolation (RBI)
- RBI Drag and Drop
・SaaS Security Posture Management (SSPM)
- Onboarding Zoom in Next-Gen SSPM
・Threat Protection
- New Settings Page for Threat Hunting
- General Availability of IPS HTML Smuggling Behavioral Detection
- Total Analyzed Files & Statistics for Advanced Threat Protection
【各機能詳細】
■Netskope Secure Web Gateway (NG SWG)
〇API for URL Category look-up – Destination Profile [GA]
・Destination Profile Evaluation APIが追加され、Destination Profileの評価結果を、
本番環境と同一のロジックで検証できるようになりました。
・単一URLに対し、Application/Session/Networkの3つの評価コンテキストで
マッチ結果をシミュレーションできます。
・HTTP/復号HTTPS、SNI/DNSベース評価、IP/Portベース評価など、実際の通信条件に応じた
確認が可能です。
・Netskope Proxyと同じ評価ライブラリを使用するため、シミュレーション結果と実際の動作が
一致します。
・IP未指定時は、FQDNのDNS解決を自動的に実行し、IPベースのDestination Profile評価を
再現します。
・RBACおよびLBACに対応し、アクセス権を持つDestination Profileのみ評価結果を参照できます。
・エンドポイントは「POST /api/v2/profiles/destinations/getevaluation」で、
URL必須、IPおよび評価コンテキストは任意指定です。
・トラブルシューティング用途向けに設計されており、応答時間は1秒未満を目標としています。
〇Default reply-to Address Setting [GA]
・Real-Time Protectionポリシーでメール通知を設定し、From Email を指定していない場合の
デフォルトのReply-Toアドレスが変更されます。
・従来はテナント管理者のメールアドレスがReply-Toに使用される場合がありました。
・バージョン139.0.0以降は、デフォルトのReply-Toアドレスとして
「do-not-reply@netskope.com」が使用されます。
・不要な返信が管理者へ送信されることを防ぎ、運用の一貫性が向上します。
■Netskope Private Access (NPA)
〇Validation of All DNS Records on Publisher [GA]
・PublisherによるDNSレコード検証
・Publisherで名前解決を行うためのテナント設定が追加されました。(デフォルトでは無効)
・従来は、exact FQDNポリシーかつuse_publisher_dns:falseの場合、
Publisherで名前解決せずスタブIPを即時返却していました。
・本機能を有効化すると、QTYPE AクエリをPublisher経由で検証・名前解決し、
CNAMEチェーンを含むDNS応答構造を維持できます。
・ZTNAの転送制御は維持され、Aレコードの応答データのみスタブIPへ書き換えられます。
・Microsoft SQL AlwaysOnリスナーやKerberos/SPNなど、
DNSエイリアスや正規化に依存するアプリケーションとの互換性が向上します。
・ワイルドカードマッチングの動作に変更はなく、UIから設定でき、
RBACおよび監査ログにも対応しています。
・初期リリースはQTYPE Aのみ対応し、AAAA/HTTPS/SVCBクエリは対象外です。
■Remote Browser Isolation (RBI)
〇RBI Drag and Drop [GA]
・RBI(Remote Browser Isolation)において、ローカルPCから分離ブラウザ内の
Webアプリケーションへ、ドラッグ&ドロップでファイルをアップロードできるようになりました。
・WhatsApp Web、Gmail、Google Drive、Slack、SharePointなどの
ドラッグ&ドロップ対応Webアプリで利用できます。
・単一ファイルおよび複数ファイルの同時アップロードに対応します。
・アップロード進捗を、ファイル数や完了率とともに表示します。
・一時的なネットワーク障害が発生した場合は、自動的に再試行します。
・1ファイルあたり最大400MBのファイルをサポートします。
・ファイル種別制限、サイズ制限、マルウェア検査などのセキュリティポリシーが
引き続き適用されます。
・フォルダをドロップした場合、配下のすべてのファイルがアップロードされますが、
フォルダ構造は保持されず、同一階層に保存されます。
■SaaS Security Posture Management (SSPM)
〇Onboarding Zoom in Next-Gen SSPM [GA]
・Zoomのオンボーディングが Next-Gen SSPM で利用できるようになりました。
・今後、Zoom連携は Classic SSPMではサポートされません。
・Classic SSPMで登録済みのZoomインスタンスは、Next-Gen SSPMへ移行されました。
・新規設定および管理は、Next-Gen SSPM上で実施してください。
・Zoom連携の設定手順は、オンボーディングガイドをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/configure-zoom-instance-for-next-generation-saas-security-posture-management
■Threat Protection
〇New Settings Page for Threat Hunting [GA]
・Threat Huntingの設定専用ページが新たに追加されました。
・管理画面の Settings > Threat Protection からThreat Huntingの設定を管理できるようになりました。
・Threat Hunting機能の設定場所が明確になり、運用・管理の利便性が向上します。
・詳細に関しましては下記メーカーサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/threat-hunting
〇General Availability of IPS HTML Smuggling Behavioral Detection [GA]
・IPSの HTML Smuggling Behavioral Detection 機能が一般提供(GA)となりました。
・新しいHTML Smuggling検知モジュールにより、難読化されたWebコンテンツを介して
持ち込まれる不審なファイルを検出できます。
・Threat Hunting機能の一部として利用可能です。
・詳細に関しましては下記メーカーサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/threat-hunting
〇Total Analyzed Files & Statistics for Advanced Threat Protection [GA]
・Malware Incidentsページに、Advanced Threat Protectionおよびマルチステージサンドボックスで
処理されたファイルの統計情報が追加されました。
・ 過去90日間に解析されたファイル数を確認できるようになりました。
・Advanced Threat Protectionの利用状況や解析実績を可視化しやすくなります。
・詳細に関しましては下記メーカーサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/about-malware
備考:本稿の内容は、指定URL内に記載されている公開日時時点の情報に基づきます。