本稿はR140のアップデート情報について記載した記事となります。
※一般利用が公開されているアップデートから、主要なものを抜粋して記載しております。
【Netskope Release Notes】
https://docs.netskope.com/en/netskope-release-notes-version-140-0-0
【Update機能一覧】
・Next Generation API Data Protection
- Access Review for Microsoft 365 SharePoint
- Bring Your Own Project (BYOP) for Google Apps
・SaaS Security Posture Management (SSPM)
- SSPM Now Available in FedRAMP High and PBMM Environments
- Onboarding GitHub in Next-Gen SSPM
- Support for External Client Apps in Salesforce
- Expanded ServiceNow Visibility in SSPM
- Scuba for M365 Compliance Standard Update
- Enhanced Predefined Rules and Templates
・Threat Protection
- New Advanced Threat Indicators for Malware Incidents
・UI Platform
- Modernizing Netskope’s WebUI
- App Definition Cloud Apps UI Update
- SkopeIT Apps UI Update
【各機能詳細】
■Next Generation API Data Protection
〇Access Review for Microsoft 365 SharePoint [GA]
・Next Generation API Data Protection に Access Reviews が追加され、
過剰共有された Microsoft 365 SharePoint サイトの特定、
通知、是正状況の追跡が可能になりました。
・ポリシー条件に一致するとアクセスレビューが作成され、
サイト所有者へ通知メールが送信されます。
・是正が完了していない場合、
指定日数経過後に Restrict Access または Revoke Access を自動実行できます。
・例として、外部共有または匿名共有された
トップレベルの SharePoint サイトを検出し、段階的な是正を実施します。
・レビュー通知後、7日経過しても是正されない場合、
アクセスを社内ユーザーのみに自動制限し、 情報漏えいリスクを低減します。

・API-enabled Protection > CASB API (Next Gen) 配下に Access Findings ページが追加されました。
・本ページでは、対応中およびクローズ済みのアクセスレビューを一元的に管理できます。
・各レビューでは、担当者、重要度、一致したポリシー、
オブジェクト数、公開状況、フォローアップ予定日を確認できます。

・レビューは、Resolved(手動対応)または Auto-Resolved(自動対応)として終了します。
・正当な理由を指定してレビューを終了したサイトは、 同一ポリシーによる将来のレビュー対象から除外できます。
・詳細については、以下のメーカーサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/next-generation-api-data-protection-access-findings
https://docs.netskope.com/en/create-a-next-generation-api-data-protection-policy
〇Bring Your Own Project (BYOP) for Google Apps [GA]
・Google Workspace 向け API の従量課金制への移行に伴い、
Netskope は Google アプリ向け Next Generation API Data Protection を
BYOP(Bring Your Own Project)モデルへ移行します。
・BYOP により、お客様自身が Google Cloud Platform(GCP)プロジェクトを
作成・管理し、Google Workspace 連携に利用します。
・Netskope 共有の GCP プロジェクトを利用する方式から
BYOP モデルへ変更することで、共有クォータの制限を回避できます。
・お客様が API 利用量を直接管理することで、
Google Workspace のスキャン運用を柔軟に制御できます。
・詳細については、以下のメーカーサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/bring-your-own-project-byop-for-google-apps
■SaaS Security Posture Management (SSPM)
〇 SSPM Now Available in FedRAMP High and PBMM Environments [GA]
・Netskope SSPM が、FedRAMP High および PBMM 要件に対応した環境で利用可能になりました。
・商用環境と同等のセキュリティ体制管理機能を、政府機関や規制業界向け環境でも利用できます。
・既知の制限事項として、現時点では Findings のアラート機能は利用できません。
・これは、コンプライアンス環境ではGlobal Event Forwarder(GEF)が まだ提供されていないためです。
〇Onboarding GitHub in Next-Gen SSPM [GA]
・Next-Gen SSPMで、GitHubインスタンスの登録(オンボーディング)に対応しました。
・新規のGitHubインスタンスは、Classic SSPMからはオンボーディングできなくなりました。
・既存のGitHubインスタンスは引き続きClassic SSPMで
利用できますが、今後はNext-Gen SSPMへの移行が推奨されます。
・GitHubインスタンスのオンボーディングおよび
移行手順の詳細については、以下のメーカーサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/configure-github-instance-for-next-generation-saas-security-posture-management
https://docs.netskope.com/en/how-to-migrate-github-instance-from-classic-to-next-gen
〇Support for External Client Apps in Salesforce [GA]
・Netskope SSPMで、SalesforceのExternal Client Appsの検出に対応しました。
・検出されたExternal Client Appsは、
既存のConnected Appsと併せてThird-Party Appsページに表示されます。
・本機能の利用には、Salesforce側で新たに必要となる権限の付与が必要です。
・詳細については、以下のメーカーサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/permissions-required-for-salesforce
〇 Expanded ServiceNow Visibility in SSPM [GA]
・Netskope SSPMにおいて、ServiceNow環境の可視化範囲が拡張されました。
・Web Service Operations、Web Service Definitions、
URL Processors、ACLルール、認証プロファイルの 情報取得に対応しました。
・これにより、ServiceNowのセキュリティ態勢を 詳細に可視化できるようになりました。
・本機能の利用には、ServiceNow側で 追加権限の付与が必要です。
・詳細については、以下のメーカーサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/access-required-for-servicenow
〇Scuba for M365 Compliance Standard Update [GA]
・SSPMで、CISA SCuBAベースラインバージョン1.8に対応しました。
・Microsoft 365、Entra ID、Exchange Online、
Defender for Office 365、Teams、SharePoint/OneDriveに対する
コンプライアンスマッピングが更新されました。
・詳細については、以下のメーカーサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/saas-security-posture-management#ub-tabbed-content-822d88fb-4fa1-42f0-acf8-4c54f1326ee1-panel-1
〇Enhanced Predefined Rules and Templates [GA]
・SSPMの事前定義ルールが更新され、Zoom向けの事前定義ルールが新たに5件追加されました。
・既存ルールの更新件数は、Azure AD 53件、Box 4件、
GitHub 4件、Google Workspace 7件、Microsoft 365 121件、
Okta 4件、Salesforce 21件、Slack Enterprise 2件、Zoom 3件です。
・詳細については、以下のメーカーサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/next-generation-saas-security-posture-rule#change-log
■Threat Protection
〇New Advanced Threat Indicators for Malware Incidents [GA]
・Malware Incident に、新たな脅威インジケーターが追加されました。
・Threat Protection のファイル解析で検出された
MITRE TTP(T#)、IPアドレス、ドメイン、 URL を表示・検索できるようになりました。
・これにより、マルウェアの挙動や関連インフラの調査を効率的に実施できます。
・詳細については、以下のメーカーサイトをご参照ください。
https://docs.netskope.com/en/skope-it-queries-library
■UI Platform
〇 Modernizing Netskope’s WebUI [GA]
・Netskope WebUIのモダナイズを進めており、2026年12月31日の完了を予定しています。
・管理者およびエンドユーザーによる対応は不要です。
・新しいアーキテクチャへの移行は、標準的なデプロイメントプロセスを通じて段階的に実施されます。
・本変更によるサービスへの影響はなく、既存の動作、権限設定、データフローに変更はありません。
・認証、SSO、ブックマーク、各種連携機能などは従来どおり利用可能です。
・本変更はユーザーインターフェースのみを対象としており、データや設定、コア機能の移行は発生しません。
〇 App Definition Cloud Apps UI Update [GA]
・Settings > Security Cloud Platform 配下の
App Definition Cloud Apps ページが、NetskopeのNext-Gen WebUIへ移行されました。
・クラウドアプリケーション定義の管理において、より高速で一貫性のある操作性が提供されます。
・既存機能は維持されており、 Netskope管理コンソールの新しいデザインに統一されました。
〇SkopeIT Apps UI Update [GA]
・SkopeIT > Applications > Instances ページが、 NetskopeのNext-Gen WebUIへ移行されました。
・アプリケーションインスタンスの閲覧および管理において、より高速で一貫性のある操作性が提供されます。
・既存の機能はすべて維持されており、モダナイズされた管理コンソール上でも従来どおり利用できます。